水曜日が消えた跡

中村倫也さんが好きです。

ハヤブサ消防団第三話~山の怪異~感想

こんにちは。

ハム也です。

 

ハヤブサ消防団、3話は編集の中山田さんがハヤブサにやってきました。楽しい時間を過ごしながらも写真の謎の美女の調査、新たな火災が発生します。

 

 

(※ネタばれあり)

▼3話の好きなところ

①恋の始まりにそわそわの太郎

鏡の前で髪形や服装を気にする太郎。この分かりやすいそわそわした感じは、と思ったら、立木さんとの町おこし動画の打ち合わせでさんかくでランチデートでした。

脚本を褒められて照れる太郎。田舎を舞台にするとホラーが書きたくなる、そのルーツで会話がはずんだり。「山に行くといつも何かに見られているような気がする」という立木さんの発言に驚きながらも共感する太郎。自分が感じていることを気になる異性が同じ事を言うとますます惹かれてしまうの、分かります。そして35歳でもその心を持ってい太郎はやはりピュアでかわいい。

太郎の家でも打ち合わせ中、山で遭難した際の話をすると「何かに導かれること、あると思っている、人生においても」「三馬さんと出会ったことも」「こうして一緒に作品を作れるようになったことも」という立木さんの言葉に照れる太郎。分かりやすい笑

しかし、なんだかこれは分かりやすい太郎を自分に夢中にさせるための言葉のようにも感じました。

 

②三馬さん、三馬さん、三馬さーん!

東京からわざわざハヤブサにやってきた編集の中山田さん。八百万駅に付いて太郎の姿を見つけるなり名前を連呼。番組公式X(ツイッター)では中山田さんは何回三馬さんと言ったかをクイズにされていました。駅のシーンではおそらく9回です笑

太郎が古いアルバムで見つけた異質な女性の写真。(しかも前回ポストに入っていたシャクナゲを持っている)

この写真の女性が誰なのか調べようと言う中山田さん。なんだか誘導しているように思えて意味深な感じがしました。(登場人物すべての行動や言動が怪しく見えてしまう本作)

シャクナゲ花言葉が「危険、警戒」と調べたにも関わらず、まだ花瓶に入れ部屋に飾っているのが伺えます。花そのものは危険ではないにしても、なんて律儀な太郎先生……

 

▼4話以降気になること

①勘介くん

太郎が若く見えるのもありますが、年齢を告げていないにも関わらず中山田さんに「年上の人がわざわざ挨拶に来るなんて」と発言しており、気になりました。中山田さんも勘介くんとだけは打ち解けず悪態をついているのは、もしかして顔見知りなのを隠すためとか……?

 

②立木さん

妖しい雰囲気の老婆が1話や3話の冒頭、山で遭難した時に出て来てまだまだ謎ですが、その彼女に家に立木さんがおり笑顔で寄り添っておりました。

そして神棚のようなところに、例のシャクナゲの女性の写真を飾っている。ますます謎です。

 

③真鍋

太郎が山で遭難した際、人影を見つけ助けを求めますが慌てたように逃げられました。

その時の懐中電灯のあかりは確認できたのは5個。一つは真鍋だったのか。するともう4個は?迎えに来たように現れた勘介くんと賢作さんがもしその内の2つなら?残り1つは?怪しさ全開の真鍋はまだしも、もしも勘介くんと賢作さんが何かよからぬ事をしていたらショックです。

 

④放火犯?

4件目の火事の被害に遭った賢作さん、防犯カメラを設置しており、犯人らしき人物が映っておりました。おそらく男性。ハヤブサ消防団の帽子を持っており、現メンバーの誰かなのか臭わせぶりです。そして一瞬、逃走する際に乗り込んだ車は軽トラでした。1話では太郎が「勘介くん家も軽トラなんだね」という何気ない会話をしております。一家に一台軽トラがあるのは普通の地域なので、イコール勘介くんとは決められませんが、あえてチラ見せするということは……?

ただ、火災の連絡が来た時勘介くんは太郎の家に一緒にいました。時限装置的な仕掛けでもしない限り勘介くんに犯行は無理なはず、と思いたいです。

 

⑤太郎

1話でハヤブサに引っ越すことを決めることになったハヤブサを一望できる丘。そこで太郎は「(僕は誰かに導かれてこのハヤブサに来たのだろうか?)」とナレーションでつぶやき、からのカメラ目線での「なんのために?」はドキッとしました。やっぱりこの演出が好き……

消防団員のメンバーである賢作さんの家で4件目の火事が起き、賢作さん自身九死に一生を得ました。立木さんに「何かに導かれることがある」と言われたこともあり、物思いにふけったのかと思います。「家が燃えただけではなく、人生の一部が燃えた」、重い言葉です。

不可解な放火が連続したのもあり、自分が導かれたのか、巻き込まれ始めているのか、そしたら誰が?という点が気になります。

妄想としては、太郎の父と写真の謎の女性展子は顔見知りだった。とすればその展子を祭っている(?)謎の老婆やその集団、何かを起こそうとしている人達・またはそれを阻止したい人達によって、あの人の息子なら?とハヤブサに来るように仕向けた、など?

 

 

ハム也