水曜日が消えた跡

中村倫也さんが好きです。

ハヤブサ消防団第四話~恋の蛍~感想

こんにちは。

ハム也です。

 

ハヤブサ消防団、4話は冒頭から、謎の子供たちと立木さんがフルーツバスケットをしている一見爽やかですが、何の宗教?とも思える映像から始まりました。

 

(※ネタばれあり)

▼4話の好きなところ

①冒頭のうきうきとラストの「手遅れです……」

立木さんがフルーツバスケットの夢から覚めると、そこはなんと太郎の家……!

え?いきなりのお泊り展開?????とニヤニヤしました。

既に太郎は起きていてPCをつけて仕事中。何やら打ち合わせをしている様子。そこで私の好きなナレーションからのカメラ目線の台詞。30代も半ばになれば意中の女性を家に泊めるのが云々、目をぱちくりさせつらつらと語り、冷静そうに見えますがとても浮かれています。名前も彩さん呼び。何があったか、気になる、と誰もが思った冒頭です。

が、ラストになるとここは中山田さんから立木さんがやばい宗教に入信したという噂を聞き「あの女性には近寄らないほうがいい」という忠告を受けるシーンだったということが発覚。冒頭の浮かれ切った空気は一変、一気にやばい女に手を出してしまったという展開が面白かったです。

「手遅れです……」もカメラ目線、いただきました。

 

②太郎、怒る

前回、町おこし動画の件が頓挫しましたが、立木さんはそれを太郎に内緒にしていました。その話を中山田さんから聞いてしまった太郎。内緒にされただけでなく、第三者から知らされるのはショックなことです。さんかくで立木さんは謝罪しますが、太郎は珍しく声を上げて怒りました。東京での作家生活の時も同じようなことがあった、自分なりに一生懸命だったこと、その気持ちを立木さんにぶつけてしまいました。仕事やハヤブサに真摯で、女性としても気になっていただけに、余計に裏切られた気がしてしまったのでしょうか。

その後、立木さんに会った時は言いすぎましたと謝っており、個人的にきゅんポイントでした。素直に謝る事ができてかわいい。普通なら大人!かっこいい!となるはずですが、太郎先生はかわいいのです。

 

③恋の蛍

中年探偵団の活躍もあり、町おこし動画の許可を町長からもらい、さんかくでお祝いの飲み会。その帰りに太郎と立木さんは川で蛍を見つけます。私の実家もハヤブサのように山深い場所ですが、空から田んぼに農薬を撒く関係で、蛍はほとんど見かけません。あれほどの蛍を一度は見てみたいです。気になる相手と(しかも喧嘩の仲直り後に)見る蛍の光景はとても素敵なんだろうなと思いました。光ってなかったら蛍じゃなくてそれは偽物でマムシだと言う立木さん。太郎をからかっている他愛のない会話に見えますが、なんとなく、自分の事をきれいな蛍ではなく危険なマムシだと例えているのかと思いました。

 

▼5話以降気になること

 ①立木さん

やばい宗教に入信したという事が発覚。今もその宗教に入ったままだとしたら?急な土砂降りで太郎の家に泊まることになり、夜中、太郎の寝室に不気味に表れた彼女は一体何を考えているのか。無言のまま太郎の口づけを受け入れ、太郎の恋が純粋に叶ったようには思えませんでした。不気味だけれど美しいキスシーンでした。

 

②謎の人たち

立木さんがやばい宗教に入っていたという事が分かり、謎の老婆や、一見つながりのなさそうな人たちはその宗教の信者で、ハヤブサでひっそりと活動をしているのかと思いました。明らかに怪しい真鍋がソーラーパネルを増やしているは活動費の収入を得るためか。表面上はいい人の振りをしていますが、時折怖い顔を太郎に向ける和尚さんも関係あるのでしょうか。

妄想の域ですが、やたら太陽の描写が出てくるので、太陽を崇めている宗教とか?

そして、例の写真の女性もその宗教に関係あるとしたら、太郎の父もこの宗教に関係があるとしたら。今後太郎にどう関わって来るのか気になります。

 

 

ハム也