水曜日が消えた跡

中村倫也さんが好きです。

ハヤブサ消防団第五話~ある女の運命~感想

こんにちは。

ハム也です。

 

ハヤブサ消防団、5話は立木さんを避けるようになってしまった太郎、そして立木さんの過去が語られました。

 

(※ネタばれあり)

▼5話の好きなところ

①町おこし動画の撮影

消防団も町おこし動画の撮影に参加することになり、おじさん達はそれぞれ棒読みのセリフを決めておりました。町長を誘拐した犯人グループ(の設定)を放水ホースで撃退したり、賢作さんの「ハヤブサ消防団出動や!」の声で駆けたりするシーンはかっこよかったです。

撮影場所をパワースポットの崖に移した際は、勘介くんはやたらテンションが高まっておりました。カブトムシの件と言い、勘介くんも35歳ながら太郎とは違うベクトルでピュアです。その一方で少年らしい行動・言動はフェイクなのではと疑ってしまったりもします。

 

ゴーストライター

映像業界で働くのが夢で、立木さんは就職した会社でADをしながら、脚本を書いておりました。それが上司や社長の目にとまり、立木さんが書いた脚本がドラマ化することに。しかし無名の立木さんではなく、社長の名前で世に出すことになり、せっかく書き上げた脚本の表紙の自分の名前を一文字ずつ消すシーンは切ないものでした。立木さんは完全に社長のゴーストライター化してしまい、どんなに悔しかったことでしょうか。密かにゴーストライターをさせる為とは言え、男性社長が女性社員の自宅に来てベッドでお酒を飲むものでしょうか。しまいには当たり前のようにシャワーを借りる……。具体的な描写や言葉での説明はなかったけれど、もし男女の関係も強いられていたら同情します。

 

③宿題の答え

宗教に入信していたことを知ってから立木さんとぎくしゃくしてしまった太郎。立木さんに「(関係を持った)あの日から目を見てくれない」とまで言われてしまい、自分たちがどういう関係か考えることに。後日立木さんは自分の過去を太郎に告げ、もう連絡しないと太郎の元を去ろうとします。そこで太郎は気の利いたことは言えないが「あしたの晩ご飯僕が作りますから一緒に食べませんか?」と立木さんを受け入れハグしました。得意料理焼きそばというレベルと補足するところが空気変えてますよ…!と思ったら立木さんが言ってくれました。

これがただの恋愛ドラマなら最高のキュンなシーンです。ですが、ハグされた立木さんは太郎の部屋に例の謎の美女の写真が貼ってあることに気付き、にやりと微笑みました。視聴者しか見ていないこの不気味な笑みは一気にぞっとしました。

 

▼6話以降気になること

 ①立木さん

ラストのぞっとする微笑みを見た瞬間、話してくれた内容もどこまで本当なのか、まだ言ってないことがありますよね?とますます怪しくなりました。以前から立木さんは目元アップの何を考えているのか分からないシーンが多い気がしましたが、6話が一番怖かったです。太郎のことも別にそんなに好いているようには見えず、目的があって近付いた感がまだ否めません。宗教の事件後、自身も逃げたと言っているし、信者が世間からどういう目で見られるか知っていると言うならば、もう連絡しないと立ち去る時に、誰にも言わないでほしいと懇願するのが自然かと思います。ハヤブサは家族のようだとまで感じているなら、すぐには引っ越さないでしょうし。太郎なら自分を受け入れてくれると、自信があったのでしょうか。

 

②真鍋

町おこし動画の撮影中、真鍋は遠くから立木さんをスマホで盗撮していました。

謎の集団も、真鍋も立木さんも宗教の繋がりかと思いましたが、以前真鍋は立木さんのアパートの前でにやりと見つめており、立木さんは怯えている様子でした。そうなると単純に仲間でもなさそう……。弱みを握られて脅されて太郎に近づいたとか?この二人の関係も今後気になります。

 

ハム也。